ビズる

上場ITベンチャーで取締役として働く筆者が、主に経営戦略や事業開発、組織マネジメントなどについて考えを語るブログ

【仕組み化】フランチャイズビジネスから学ぶ仕組み化

組織を大きくしようとすると、

自分がいなくてもうまくいく仕組みをつくらなければなりません。

 

こういう言い方をすると、

自分が優秀でそうじゃない人に任せるという風に聞こえてしまいそうですが、

そうではなく、何事も物事には、慣れや習熟までの時間というものがあり、

業務が属人化することによって、

その業務を他の人がやるコストが高くなったりするので、そうではなく、

いつ何時においても極力、誰でも仕事を行うことができる状態を

極力創っていくことが大切だと考えています。

 

フランチャイズは、究極の仕組み化

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フランチャイズとは、商号や商標を商品、サービス、ノウハウなどを利用する権利を

他者に提供し、自分たちが提供する商品やサービスと同じものを同じブランドで

他者に提供する代わりに、その対価(ロイヤリティー)を得るサービスです。

 

権利を提供する側をフランチャイザー、

権利を受ける側をフランチャイジーと呼びます。

 

日本全国にあるコンビニチェーンやハンバーガーチェーンなどは、

どこに行っても同じ商品やサービスを受けることができ、

究極の仕組み化ではないかと思います。

 

ちなみに、日本全国でコンビニは6万軒弱、

ハンバーガー店は7千軒強存在するようです。

 

自分自身これらのブランドを冠した店舗を訪れる際は、

それぞれのブランドで、

 

「こういうサービスを提供してもらえるだろうな」

「こういう商品が買えるだろうな」

 

ということを、潜在的な期待しながら訪問し、

実際そのとおりのサービスの提供を受けた

場合は、特段感動するわけではなく、

期待値どおりの満足度。その水準を下回った場合は、

怒りに似た感情や残念な気持ちになる なと思います。

実際は、期待値を下回るサービスになることは、めったにありません。

 

これは、自分がやっているビジネスとか

業務と比較するとメチャクチャすごいことだなと感じますし、

フランチャイズビジネスをやっている会社から得る学びはたくさんあります。

 

自分たちが消費者として受ける価値はもちろん、

誰でも「経営」ができる水準にまで、

仕組み化がなされているのは、非常にすごいことだと思っていて、

会社という組織を大きくしていくときに、

フランチャイズビジネスのノウハウ、ケイパビリティは、

非常に参考になるなと感じます。

これからも色々学ばせていただこうと思います。