業績管理の方法を常に進化させていきたいと思っています。
今のところ、こんな感じでやるのがいいのかと思い、
実行しているものを、いったん言語化しておこうかと考え、書きます。
1.戦略方針(テーマ)、重要KGIを期初に決める
リクルートマネージメントソリューションズさんが出版されている
「組織を動かす経営管理」という本を参考に、
戦略マップというものを各事業で作成し、
その戦略の実行状況をみていくということをしています。
項目としては、
- 自組織のミッション・ビジョン
- 戦略コンセプト
- 勝ち筋
- 具体的な取り組み
- 主要KPI
- 学習と育成
といった感じです。
このフレームワークに基づき、組織長がシートを作成し、
組織長が集まる場で、発表。他
の組織長からフィードバックをもらう場を設けています。
ここで決めた戦略の推進状況は、主要KPIを日次でモニタリング。
月が終了したタイミングで、事業長全員参加の振り返りを実施。
必要があれば、戦略を修正していくという形をとっています。
2.業績のモニタリング
業績のモニタリングは、日次と月次の2サイクルでみています。
- 日次モニタリング
- 景気の動向やマーケットの変化、競合の台頭、戦略変更など、事業を取り巻く環境は刻々と変化しており、その変化に備えるためには、最低限日次で、事業によっては、時間単位で業績をモニタリングする仕組みが必要です
- 日次モニタリングは、毎日のことなので、基本的には自動化されていることが好ましく、Slackに自動投稿されるような形にすると良いでしょう
- 月次モニタリング
- 月に一度、KGIと期初に決めた戦略方針の進捗状況をモニタリングします。
- ミスミの三枝さんが言う「現実直視、問題の本質、強烈な反正論」を参考に、改善すべき点がある前提で振り返りを行います
- 改善については、短期で改善できることにフォーカスするようにしていて、自分が今担当しているサービスについては、短期の期間を6ヶ月以内に業績に影響してくるという風に定義しています
3.中長期への取組み
業績管理のためには、短期の取組みと中長期の取組みを両立させる必要があります。
中長期の期間は、6ヶ月〜2年程度と置いています、
これぐらいの時間軸で事業業績や、生産性を飛躍的に伸ばすための施策を検討し、
その推進状況を月に一度確認をするという形をとっています。
おそらくこの手の管理方法は正解というものはなく、進化させ続けるものなので、他社さんの事例などにもアンテナをはりながら、ブラッシュアップしていきます。