ビズる

上場ITベンチャーで取締役として働く筆者が、主に経営戦略や事業開発、組織マネジメントなどについて考えを語るブログ

人生曲線というツールをチームメンバーの相互理解に活用する

自己分析の手法で、人生曲線をつくるという手法がありますが、

チームメンバーが相互を知るツールとしても有用です

 

人生曲線とは

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自分のこれまでの人生をグラフ化し、

その時の気持ちなどを書き出し、振り返りをするものです。

 

上記の図のように、横軸を時間軸、縦の軸をモチベーションの高さという形で表し、

自分の人生に置いて重要な出来事を時間軸で書き出していき、

その時のモチベーションをプロットする形で、作成していきます。

 

大切なのは、それぞれの出来事に対して、

その時に感じたことを記載することです。

 

モチベーションが高かったから良い、低いから悪いということではなく、

ある出来事があった際は、なぜ、モチベーションが高かったのか、

それは、自分という人間が、

どのような考えをもった人間なのかということを、

自分自身で分析し、表現していくことが必要です。

 

その出来事が起きたときの、感情や、思考、

そして、どのような行動をとったのか、

それはなぜなのかということを考えてみるといいでしょう。

 

人生曲線はチームメンバーの相互理解のツールとしても活用できる

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人生曲線は、就・転職の際の自己分析ツールとして、

活用されることが多いかと思いますが、

部署メンバーの相互理解のためのツールとしても有用です。

 

やり方としては、相互理解を目的とするということを伝え、

パワポなどで、何も入っていないグラフと、例となるグラフを配布。

それを記入してきてもらい、後日、チームメンバーで集まって、

それぞれの人生をプレゼンしてもらいます。

 

5分プレゼン、5分質問タイムといった形のタイムマネジメントで良いかと思います。

人数が多ければ、定例会議などで、時間を設けて、

毎回1〜2名程度に話をしてもらう形で、持ち回っていく感じでも大丈夫です。

 

特にチーム組成のタイミングでの実施すると、

一気に相互のことを知ることができますので、お勧めです。

ご活用ください。