一定規模の営業組織になれば、
KPIや営業プロセスの管理を行うようになるかと思います。
SFAなどのツールを利用している
会社も多いのではないでしょうか。
営業KPIに設定する項目は?
営業が提案をする商材や、組織の人数などによって、
KPIに置く項目は異なるかもしれませんが、
設定する項目は、
- リード数
- 商談数
- 見積提出数
- 受注数
といった感じでは、ないでしょうか。
単価や粗利をコントロールする場合は、
- 見積額
- 粗利額(粗利率)
といったような項目を設定しているかもしれません。
自分も、営業中心の事業においては、
上記のような項目を設定し、
モニタリングするようにしています。
見ている内容は、それぞれの項目の予実と、それぞれの項目は、
リード→商談→見積→受注 といった形でファネルになっているので、
フェーズ間のCVRの目標を設定し、その予実をみていくという形です。
営業KPIをもとに行うコミュニケーション
営業KPIをもとに、
どのようなコミュニケーションをチームと図っていくのか。
自分の場合は、自分と事業責任者・事業コントローラーとの間で、
コミュニケーションを取るケースがほとんどなのですが、
とある場面で確認した過去のメモを見返してみると、
商談数、見積数、受注数の各フェーズで以下のような
会話をしていました。
- 商談
具体的には週次、月次で目標数の設定があり、
- 見積
- 受注
商談から受注までのリードタイムと現状のKPI見通しは、
整合性がとれているのか?もう少し受注は後になるのではないか?
実績をもとに、解釈をすり合わせていき、
施策やKPIの再設計を行う。
そんなイメージです。
人が介在すればするほど、KPIのコントロールは難しい
表題の通りですが、
人が介在すればするほど、KPIのコントロールは、
難しくなると思います。
例えば、商談ひとつにとっても、すべての商談が違う商談で、
ご挨拶に近い内容の面談を商談としてしまっている営業も
いるかもしれません。挨拶を100件しても、おそらく受注には
つながりませんよね・・・。
事業マネジメント上は、それぞれのプロセスの定義を明確化し、
人によって解釈が分かれることがないように、
設計していくことが大事です。